Kohshi's Blog
2014/02/17
popplerをhomebrewを使ってインストール
最近、ドキュメントスキャナを購入してから細々と自炊して本・マンガ本の省スペース化を図っている。 Windowsは[eTritran](http://no722.cocolog-nifty.com/blog/etiltran/)という素晴らしいソフトがあるが、 Macで同じような事(簡単なトーンカーブ補正、ページ回転等々)をやろうとした時に、 ちょうどいいソフトが見つからなかったので、機能は制限されるがQtを使って自分で作ってたりする → こんな感じ[ePage](https://bitbucket.org/kohshi/epages/wiki/Home) 今の所zip(jpegのzip化)の解凍はquazipを使って読み込むことができるようになったんだが、 段々欲が出てきてpdfも読み書きしたくなってきた。 ということでQtにpdfを読み書きする方法があるのかと探すと・・どうもなさそう。 詳細は[Handling_PDF](http://qt-project.org/wiki/Handling_PDF)に書かれているが、 出力する事はQPrinterを使ってできるみたい。でも読む方はQtにはなくて3rd partyのライブラリを使わないといけないみたい。 こんな感じで3つほど紹介されてる。
今回は自炊した漫画本をメインで考えてるので出力はQPrinterを使って、読み込む機能があるpopplerを使う事にする。 Qt wrapperがあってQtとの親和性も高そう。 で、popplerをソースからコンパイルしてもいいんだが、freetype2が必要だったりlibpngやlibopenjpegが必要だったり 結構依存ライブラリがおおい。なので、この際今まで使った事がなかったhomebrewを使って入れてみようかなと。 homebrewとそのインストールついては[パッケージ管理システム Homebrew](http://qiita.com/b4b4r07/items/6efebc2f3d1cbbd393fc)など、いい参考サイトがあるのでそちらをみてもらうとして。 コマンド一つでインストールできる所が美しい・・。 ``` $brew update $brew install poppler --with-qt4 ``` とすると、デフォルトでは/usr/local/Cellar/以下にpopplerと依存ファイル(qt4も)インストールしてくれます。 楽だなー。 なので、.proファイルに以下を追加する事でプログラム中でpopplerを使えるようになります。 ``` LIBS += -lpoppler-qt4 INCLUDEPATH += /usr/local/Cellar/poppler/0.24.5/include DEPTHDPATH += /usr/local/Cellar/poppler/0.24.5/lib ``` 具体的な使い方は次回で。
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