Kohshi's Blog
2014/03/08
QCustomPlotで表示したグラフをマウスホイールズームやDragシフトする際の範囲を制限する
[QCustomPlotでマウスホイールズーム&Dragでシフト](http://kohshi.blogspot.jp/2014/03/qcustomplotdrag.html)で紹介したようにほんの数行加えるだけで、 表示領域を操作できるのだが、0原点だけはズームやシフトしたい場合にも固定したい場合は結構多い。 そういう時はどういう風にするかを紹介する。 [ここ](http://www.qcustomplot.com/index.php/support/forum/289)で書かれている内容だが、 まず、制限したいQCPAxisのrangeChangedシグナルにslotを接続する↓。 ```cpp MainWindow::MainWindow(QWidget *parent) : QMainWindow(parent), ui(new Ui::MainWindow) { ui->setupUi(this); mpHistogramBars = new QCPBars(ui.histogram->xAxis, ui.histogram->yAxis); mpHistogramBars->setPen(QPen(Qt::gray));// 色指定 mpHistogramBars->setBrush(QBrush(Qt::gray));// 色指定 ui.histogram->addPlottable(mpHistogramBars);// 追加 ui.histogram->setInteraction(QCP::iRangeDrag, true); ui.histogram->setInteraction(QCP::iRangeZoom, true); ui.histogram->axisRect()->setRangeDrag(Qt::Vertical); ui.histogram->axisRect()->setRangeZoom(Qt::Vertical); // yAxisRangeChanged()はslot connect(ui.histogram->yAxis, SIGNAL(rangeChanged(const QCPRange &)), this, SLOT(yAxisRangeChanged(const QCPRange &))); } ``` のようにしておいてRangeが変わったら、すなわちズームやシフトが発生したらyAxisRangeChangedが呼ばれるようにしておき、 yAxisRangeChangedの中で以下のようにRangeを再セットしてやる。 ```cpp void MainWindow::yAxisRangeChanged(const QCPRange &newRange) { ui.histogram->yAxis->setRange(0, ui.histogram->yAxis->range().upper);// y軸の下限を0に固定 } ``` 当然、マイナスの値にはしたくないという制限の場合には以下のようになる。 ```cpp void MainWindow::yAxisRangeChanged(const QCPRange &newRange) { if(newRange.lower < 0){ ui.histogram->yAxis->setRange(0, ui.histogram->yAxis->range().upper); } } ``` 常に下限を0にした場合こんな感じになる
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2014/03/07
QCustomPlotでマウスホイールズーム&Dragでシフト
あんまり簡単なんで書くのもなんなのだが・・・。 ```cpp MainWindow::MainWindow(QWidget *parent) : QMainWindow(parent), ui(new Ui::MainWindow) { ui->setupUi(this); mpHistogramBars = new QCPBars(ui.histogram->xAxis, ui.histogram->yAxis); mpHistogramBars->setPen(QPen(Qt::gray));// 色指定 mpHistogramBars->setBrush(QBrush(Qt::gray));// 色指定 ui.histogram->addPlottable(mpHistogramBars);// 追加 // 以下を追加する事でマウスホイールズームとDragでシフトができるようになる ui.histogram->setInteraction(QCP::iRangeDrag, true); ui.histogram->setInteraction(QCP::iRangeZoom, true); // 例えばさらに垂直方向(y軸方向)だけズームやシフトすると制限する事も可能 ui.histogram->axisRect()->setRangeDrag(Qt::Vertical); ui.histogram->axisRect()->setRangeZoom(Qt::Vertical); } ``` これだけでマウスホイールズームとDragでのシフトができるようになる。 こんな感じ
[次回](http://kohshi.blogspot.jp/2014/03/qcustomplotdrag_8.html)ではシフト・ズーム範囲を制限してみる。
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2014/02/17
popplerを使ってpdfファイルをQImageに読み込む(おまけにQimageをpdfファイルとして書き出す)
[前回](http://kohshi.blogspot.jp/2014/02/popplerhomebrew.html)でインストールしたpopplerを使ってQtアプリでpdfファイルを読み込む。 今回はpdfといってもページ=画像ファイルなのでわりと簡単。 ```cpp #include
openPdfFile(QString fileName){ Poppler::Document *doc = Poppler::Document::load(fileName); if(doc == 0) return; for(int pageNum = 0; pageNum < doc->numPages(); pageNum++){ Poppler::Page *pdfPage = doc->page(pageNum); QImage image = pdfPage->renderToImage(); // このimageを使って描画処理等を行う // pdfPageは使い終わったらdeleteが必要 delete pdfPage; } // docは使い終わったらdeleteが必要 delete doc; } ``` 一方でpdf出力に関しては、これもテキストを出力するのでなければQt自体がもっているpdf出力を使えるので 以下のようにすればQImageをページいっぱいに描画したpdfが出力できる。 ```cpp exportPagesAsPdf(QString fileName){ // QtはQPrinterをつかってpdfファイル出力ができる QPrinter printer(QPrinter::HighResolution); printer.setOutputFormat(QPrinter::PdfFormat); printer.setPageMargins(0, 0, 0, 0, QPrinter::Point);// margin 0にして縁なしにする printer.setOutputFileName(fileName); const int dpi = 72; printer.setResolution(dpi); QPainter painter; for(int i = 0; i < mPages.size(); i++){ QImage image = mPages[i].image(); // 仮に毎ページサイズが変わってもOKにしてる printer.setPaperSize(image.size(), QPrinter::Point); if(i == 0){ painter.begin(&printer);// 最初のページはnewPage()をいれてはいけないので特別処理 } else{ printer.newPage();// サイズを指定した後にnewPage()を呼ぶとそのサイズのPageが挿入される } painter.drawImage(0, 0, image); } } ``` dpiをなぜ72にしたらいいのか実はちょっとわかってないんだが、[popplerのdocumentのPage::renderToImage()](http://people.freedesktop.org/~aacid/docs/qt4/classPoppler_1_1Page.html)のdpiのデフォルト引数が72.0だったので、一緒にしたらいいんじゃないかなぁと思ったらうまくいった。 QPrinterのAPIをみるとテキストをセットするようなものはないので、 OCRしたテキストをpdfに埋め込みたい時には多分QPrinterでは無理なんじゃないかな? きっと[Handling PDF](http://qt-project.org/wiki/Handling_PDF)にあるようにほかのthird partyライブラリを 使えばできるんだろうけど。今回はまぁこの辺で。
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popplerをhomebrewを使ってインストール
最近、ドキュメントスキャナを購入してから細々と自炊して本・マンガ本の省スペース化を図っている。 Windowsは[eTritran](http://no722.cocolog-nifty.com/blog/etiltran/)という素晴らしいソフトがあるが、 Macで同じような事(簡単なトーンカーブ補正、ページ回転等々)をやろうとした時に、 ちょうどいいソフトが見つからなかったので、機能は制限されるがQtを使って自分で作ってたりする → こんな感じ[ePage](https://bitbucket.org/kohshi/epages/wiki/Home) 今の所zip(jpegのzip化)の解凍はquazipを使って読み込むことができるようになったんだが、 段々欲が出てきてpdfも読み書きしたくなってきた。 ということでQtにpdfを読み書きする方法があるのかと探すと・・どうもなさそう。 詳細は[Handling_PDF](http://qt-project.org/wiki/Handling_PDF)に書かれているが、 出力する事はQPrinterを使ってできるみたい。でも読む方はQtにはなくて3rd partyのライブラリを使わないといけないみたい。 こんな感じで3つほど紹介されてる。
今回は自炊した漫画本をメインで考えてるので出力はQPrinterを使って、読み込む機能があるpopplerを使う事にする。 Qt wrapperがあってQtとの親和性も高そう。 で、popplerをソースからコンパイルしてもいいんだが、freetype2が必要だったりlibpngやlibopenjpegが必要だったり 結構依存ライブラリがおおい。なので、この際今まで使った事がなかったhomebrewを使って入れてみようかなと。 homebrewとそのインストールついては[パッケージ管理システム Homebrew](http://qiita.com/b4b4r07/items/6efebc2f3d1cbbd393fc)など、いい参考サイトがあるのでそちらをみてもらうとして。 コマンド一つでインストールできる所が美しい・・。 ``` $brew update $brew install poppler --with-qt4 ``` とすると、デフォルトでは/usr/local/Cellar/以下にpopplerと依存ファイル(qt4も)インストールしてくれます。 楽だなー。 なので、.proファイルに以下を追加する事でプログラム中でpopplerを使えるようになります。 ``` LIBS += -lpoppler-qt4 INCLUDEPATH += /usr/local/Cellar/poppler/0.24.5/include DEPTHDPATH += /usr/local/Cellar/poppler/0.24.5/lib ``` 具体的な使い方は次回で。
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